もうね、ウォンビンがかっこいいとか、チャンドンゴン素敵とか、言っている場合じゃない凄まじい戦争映画。
2時間半戦争を体験してみたいという奇特な御仁にはよろしいかと、なんて不謹慎な事を言ってみたりして。
ブラザーというのはそのまま朝鮮半島の北と南を示しているのでしょうか。
何故人と人、ましてや半島の場合同国人がころしあわなくちゃいけないんでしょうか?
何はともあれ、血飛沫飛びまくり手足飛びまくり敵も味方もグチャグチャで、ああ、戦争ってきっと現場はこうなんだろうなぁとしみじみ。
このリアルさの中からふと私の心の中に浮かんだのはレミングの法則。ネズミの集団自殺です。
戦争というのは所詮地球という一つの星の営みに過ぎないのではないかという、また不謹慎な事を考えたり。
人間が増えすぎると戦争を起こしたくなる脳内物質が人間の脳の中に分泌して、殺し合っているのかな、なんて。
戦争が起きなくても、地球温暖化を防げなければ本当に人類はいつか滅びる訳ですが。
地球という星に住まわせていただいているという謙虚な姿勢を忘れないでいたいものです。
技術的な事…
…でいうと、戦争のシーンはカメラのシャッター開角度を狭くしてるのかな?カクカクとした動きになっています。シャッター開角度を狭くすると、1コマごとの映像が鮮明で残像が残りにくく、こうした動きになりがちです。実際カメラで細工しているかどうかは不明ですが、いずれにせよ、戦場を鮮烈に描くための演出でしょう。
普段から他の韓国映画でも感じるのは、どうして血糊の色が日本映画より濃いんでしょうか?日本映画の血糊の色は何故かいつもピンクっぽく感じていて絵の具みたいー、と思っていましたが、韓国映画の血糊は容赦ないです。超リアル。
地雷で足が飛ぶカットとか、手が落ちるカットとか、どうやって撮影しているのか、分かるものもありますが、分からないものもあり、分からないとなんだか現実のことのように見えてしまいます。
普段は「所詮映画、架空架空」とドライな私ですが、さすがにこの「ブラザーフッド」は一本見終わるとちょっとゲンナリしてきました。
う~ん疲れた。
や、すごいよく描かれている名作映画であることに違いありません。
そのぐらいすごいってこと。
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